中国より　その４１（LAST）～全ては１本の電話から始まり、１通のメールで終った～

2012年7月21日コメント (3)

『全ては１本の電話から始まり、１通のメールで終った』

って書くと何となく漫画のアオリっぽかったり、
映画のキャッチフレーズっぽいけど、
実際には酷い会社だなぁ～の一言だろう。

寮の引越しの関係で、２５日（水）に帰国したいと言っていたのだが、
ちょいとメールのやり取りで、
『現在、中国でやる仕事は概ね終わってる事』
『残りの作業は日本からでも出来る事』
を伝えると、
所属部門長より、
「仕事が終わっているなら、経費が掛るから、明日（２２日（日））に帰れ」
とメールにてお達しを貰う。

まぁ、本来なら喜ばしい限りなのだが、
明日はラストの休日だろうと思い、
パンダを見に、動物園へデートの約束をしていただけにマジ凹みorz

行く時も、帰る時も翌日に遊びの約束が有る時に限って言われるのは、
何かの宿命だろう。
内部に告発者でも居るのでは無いだろうか。

早々に帰国準備を終らせ、
私は本日、休日だったけど工場へ行き、
御世話になった人達に簡単な挨拶を済ませる。
他の出張者と最後に食事をと思ったが、
全員、イミグレの罠www
色々と回り、技術部の通訳にお願いし、
食事に同行して貰う約束を取付ける。
まぁ、中華料理なんで、一人では流石に行けないんでね・・・
暫くすると、技術部の通訳が、
いつもの通訳様を誘ったと言ってくる。

・・・ちょっと待て！
３０分ほど前に会った際、
今日は友達と約束が有ると言ってた筈だか！？
で、話によると、友達との約束を遅らせて、
食事してから動く事にさせたとの事。
・・・私が最後の最後で悪役に仕立てられてねぇ？

その後、湖南料理の店で中華料理を堪能してホテルに戻る。
ホテル付近のスーパーで追加の土産を購入していると、
本日休みで香港へ遊びに行っていた組から連絡が。
もう中国では会う事が無いと思って、
連絡を入れておいたのだが、
気を使って食事でもどうかと誘ってもらったので、
同行する事に。

再度、中華料理を堪能し、
最後の荷物整理に。
借りたキャリーバックが小さくかった為、
苦労する。

思えばあっけない幕切れだが、
うちの会社らしいと言ったら、
うちの会社らしいか。

今回の出張は考えて見れば良い経験をさせて貰えたし、
以外にも得る物が多かったな～
と今では思える。

まぁ、中国から帰ってもこの仕事は無くならないんだがね・・・
職場が日本か中国かの違いなだけだから。