中国より　その１１～「飲茶」ところにより「砂鍋粥」～

2012年5月10日お仕事

【5月9日（水）】
当初、10日が帰国予定だった為、
９日の夜に飲茶の席を設けて戴く…
まぁ、予想通り滞在日数が伸びたのだが、
関係無しに。

どの点心も美味しい店が有るとの事で、
連れて行って貰うと、
なんと工事中www
明らかに内観が全く出来ていない状況の改築中だったが、
「あと1週間もすれば、営業出来るので、
　帰国前に間に合うから今日は広東料理にしましょう」
との事。
突っ込む事も忘れ、根拠の無い理論を聞き流しつつ、
広東料理へ。

「砂鍋粥（注１）」が美味しいとの事で、
それを〆に決めて、色々と注文して貰う。
辛い物や脂っこい物がほとんど無く、
どれも食べ易く、チンタオビールと良く合って美味。
変わり物としては「鳩の唐揚げ」
初めて鳩を食べたが肉もしっかりとついており美味しかった。
〆の砂鍋粥も具材に海老や蟹が入っており絶品。

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（注１）「砂鍋粥」とは簡単に言うと、
「大きい土鍋で作った中華粥」の事。
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以下、食事時の珍事など

・後から合流した、アルマイト工場組（日本出張勢）に緊急連絡が入る。
　内容は
「今から20分前に守衛が隣の工場に窃盗に入り捕まり、公安も来た」
との事。

・その話を聞いた中国人の技術部長が
「守衛が窃盗ってwww、中国って本当に変な国！」
と中国人の部長が笑い転げる。

・その中国人部長、
「前の会社で、日本行った時、
『カラオケ』行くか、と言われて期待して行ったら、
　男3人で歌を歌うだけ、これ楽しいか？と思った」
と愚痴を言う。
（注２：中国で言う「日本式カラオケ」＝「キャバクラ」）

・その愚痴に対し、日本から出張で来ている製造課長が
「中国の『日本式カラオケ』って、
　日本で言うたら『キャバクラ』やな」
と教える。

・その発言に対し、中国の部長、目を輝かせ、
「え、『キャバクラ』？、漢字？カタカナどっち？
　何処に有るの？　何時までやってるの？」
とか、興味津々。
おまけに、次の日本への研修は自分も行くと言い出す始末www

・このキャラクターを見つつ、
前回、日本に来た研修生があの5人で本当に良かったな～と、
思いつつ、砂鍋粥を堪能して落ち着いている自分が居た。
念の為に記載しておくが、別にこの中国部長のキャラクターは嫌いでは無い。
ただ、価値観、行動理念が異なる為、
一緒に動く事は少ないだろうと感じた。
異国に行ってまで女遊びに精を出す気にはなれんな。
まぁ、他の日本からの出張者や赴任者は遊び歩いているようだが。